その風景は上五島の春の風物詩
新上五島町の春は、あおさ摘みをするお⺟さんたちの「あおこらよ〜、きれかとよ〜」の声ではじまります。「あおさ」はヒトエグサ(⼀重草)と⾔われる海苔の⼀種で、潮の満ち引きの強い浅海の岩礁などに付着して繁殖するので、海岸の岩場⼀⾯に⽣えている様は新緑のじゅうたんを敷きつめたようです。
シマリエからお届けするあおさは、複雑に⼊り組む海岸線と波穏やかな⻘く澄んだ海に点々と浮かぶ⼩島の美しい景観を持ち、「⻑崎県新観光百選」にも選ばれた新上五島町・若松瀬⼾で育てたあおさです。秋⾵がふきはじめるころ、種が付きやすい場所に網をセッティングすることで、海⾯に浮上してくるあおさの種が⾃然に網に付着します。あおさが⾃然に育つ環境をつくるため、網をセッティングする場所や時期は海を知り尽くした漁師の勘と経験に頼るしかありません。台⾵や気温の変化を読み違えると収穫量にも⼤きく影響します。若松瀬⼾では約2年前から⽣産をはじめ、今年はじめてシマリエから皆さまへお届けできることになりました。
あおさは、お味噌汁、天ぷら、佃煮はもちろん、上五島の特産品である「⾶⿂(あご)」との相性も抜群なので、あご出汁のお吸い物や五島うどんに⼊れたり、さっと湯通ししたあおさにあご醤油を少しかけておつまみにしたり、パスタに⼊れるのも絶品です。あおさには⾷物繊維やカルシウム、ミネラルが豊富で、野菜では摂取しにくいビタミン類も多く含まれていると⾔われています。
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